各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬、★海外馬)
◇アスカノロマン(7歳牡馬:アグネスデジタル産駒)・・・41戦7勝2着4回3着3回。中京巧者のイメージ(昨年時4戦2勝3着1回)でしたが今年は2戦して1.4秒差、1.1秒差と大敗続き。先行して粘りこむ脚質から前に行けず差す競馬ばかりなのがポイント。鞍上は変わらずで、一変は厳しいでしょうね。
◇アポロケンタッキー(6歳牡馬:ラングフール産駒)・・・30戦9勝2着6回3着2回。中京は一昨年の当該レースで5着と健闘。先行して粘りこむ脚質で近走は外国人騎手ばかり。地方ではそこそこ走れていますが中央では大差負け。要りません。
◇アンジュデール(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・17戦6勝2着4回3着1回。中京初ながら左回りは6戦4勝2着2回と相性○でダート路線にシフトしてからは掲示板を外さない堅実さ。格下ですが鞍上のファインプレー込みで3着なら。
◇インカンテーション(8歳牡馬:シニスターミニスター産駒)・・・35戦11勝2着4回3着5回。中京は8戦2勝2着1回3着2回とまずまず。左回りもまずまずでフェブラリーSでは人気薄で3着に入り高配当を演出。鞍上のファインプレーで3着なら。
◇ウェスタールンド(6歳せん馬:ネオユニヴァース産駒)・・・24戦5勝2着6回3着2回。中京初。4戦前からダートへシフトし、連勝の後重賞挑戦でクビ差2着と健闘。初の左回りで0.9差の7着。芝でも左回りは今ひとつ、G1となると厳しいでしょうね。
◇オメガパヒューム(3歳牡馬:スウェプトオーヴァーボード産駒)・・・7戦4勝2着2回3着1回。中京初。左回りは1戦して3着。相手なりに走り差のない競馬で鞍上はC.デムーロに強化。鞍上のファイヌレー込みで2~3着。
◇ケイティブレイヴ(5歳牡馬:アドマイヤマックス産駒)・・・31戦11勝2着7回3着5回。昨年の当該レースで0.3差の4着と健闘。前にも行けるし差しも出来る自在型。連勝中の勢いで上位争い可能。
◇ゴールドドリーム(5歳牡馬:ゴールドアリュール産駒)・・・17戦8勝2着4回3着1回。昨年のチャンピオンで今年4戦して2勝2着2回と安定。キレ味鋭い差し脚が魅力で鞍上はルメール。人気でしょうけど堅実な走りで叩き2走目というローテーションも魅力。軸候補ですが出遅れ癖あり・・・。
◇サンライズソア(4歳牡馬:シンボリクリスエス産駒)・・・19戦5勝2着3回3着5回。中京初で左回りは4戦1勝2着1回3着2回とまずまず。S~Mペースで逃げてレースしてきており、このメンバーでもハナを主張しそう。目標にされる分、割引ですが鞍上(モレイラ)のファインプレー込みで3着なら。
◇サンライズノヴァ(4歳牡馬:ゴールドアリュール産駒)・・・18戦7勝2着5回3着1回。中京初で左回りは11戦6勝2着3回で相性○。いづれも最後方からの追込み一気。近走1400m~1600mで結果を出しており、1800m以上では2着が最高となる距離と展開がポイント。Mペースで流れるなら2~3着も。
◆センチュリオン(6歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・25戦8勝2着6回3着3回。中京はオープン戦の1800mで頭差の2着。距離・コース共に問題無いですが格下。要りません。
◆ノンコノユメ(6歳せん馬:トワイニング)・・・24戦8勝2着4回3着1回。中京は当該レースを3年連続で使われ、2着→6着→9着と年々着順が下がり・・・。せん馬となってからは戦績が安定していますが、後方からの追込み脚質だけに展開次第。出遅れ癖があり、G1の厳しい流れとなり、出遅れ無しなら3着も。
★パヴェル(4歳牡馬:クリティヴコーズ産駒)・・・12戦3勝2着1回3着1回。中京(国内)初。ダート競馬の本場アメリカから参戦。全て左回りで先行して粘りこむ脚質で1800~2000mを中心にまずまずの戦績。とは言え勝ち馬とのタイム差は大きく、過去参加した海外馬が惨敗している日本の馬場に合うのかがポイント。ヒモでなら一考という感じ。
◆ルヴァンスレーヴ(3歳牡馬:シンボリクリスエス産駒)・・・7戦6勝2着1回。中京初ですが左回りは5戦5勝とパーフェクト。1600mベストの印象ですが1800mも守備範囲と思います。上がり最速のレースが多く、直線の長い中京は合いそう。鞍上は引き続きデムーロ。1人気でしょうけど3歳という伸びしろ含め軸候補。