各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬)
◆アエロリット(5歳:クロフネ産駒)・・・14戦4勝2着5回。東京は1400~1800mを使い6戦3勝2着2回。1度の着外も苦手の重い馬場のG1戦で0.1差4着と相性○。年明けに海外遠征し、重馬場で惨敗して戻ってきていて、その疲れ・影響がどれだけ残っているかがポイントですが、順調なら勝ち負け必至で軸候補。
◇アマルフィコースト(4歳:ダイワメジャー産駒)・・・11戦2勝2着4回3着3回。東京初、左回りは2歳時に中京1600mで勝利。その後1200~1400mを使われまずまず。前走久々に1600mで2着と好走。東京1600mとなるとギリギリでしょうか。先行脚質で同型馬多数の今回は軽視。
◇カンタービレ(4歳:ディープインパクト産駒)・・・9戦3勝2着2回3着1回。東京はオークス(2400m)で惨敗。33秒台の速い脚はありますが使える脚が少しなのか、キレ負けしてワンパンチ足りない印象。相性の良いディープ産駒でNHKマイルを勝利して流れが変わったミルコ鞍上で3着なら。
◇クロコスミア(6歳:ステイゴールド産駒)・・・28戦5勝2着3回3着3回。東京は勝利もありますが1600mは今ひとつ。逃げてこそ持ち味が出るタイプだけに東京1600mは合いませんね。
◇サウンドキアラ(4歳:ディープインパクト産駒)・・・11戦3勝2着3回3着3回。1400~1600m中心に使われ掲示板を外さない堅実さ。前で競馬が出来、速い脚もあって大崩しないタイプですが1000万クラス勝ち上がったばかりで格下ですね。乗り替わりですし要りません。
◇サトノワルキューレ(4歳:ディープインパクト産駒)・・・8戦3勝3着1回。近走は凡走続きですがエタリオウを負かしていたり、オークスは3人気だったりと自分の競馬が出来れば上位進出も・・・。乗り替わりが良い方に向けば。
◆ソウルスターリング(5歳:フランケル産駒)・・・13戦5勝3着2回。2歳王者となり、オークス勝利と早々に一線級に入った事で牡馬混合G1で連敗し、その後は凡走。前々走復活の気配(3着)ありましたが前走10着とまた凡走モード。フランケル産駒は数が少ないので早熟なのかどうかが?武豊鞍上で一変出来るか
◇デンコウアンジュ(6歳:メイショウサムソン産駒)・・・27戦3勝2着1回3着3回。東京は2年前の当該レースで2着に入って波乱の立役者に。その後は凡走続きでしたが最近になって戦績が安定。ベテラン鞍上で得意の東京マイル戦なら一発狙い。
◇ノームコア(4歳:ハービンジャー産駒)・・・8戦3勝2着1回3着2回。2000m前後を使われまずまずの戦績。1600mも経験はありますがゆったり行ける距離がある方が良さそう。久々の1600mで流れに乗れるかがポイント。乗り替わりは割引。
◆プリモシーン(4歳:ディープインパクト産駒)・・・9戦3勝2着2回。東京は2戦共に1600mを使い未勝利戦で勝利、昨年のNHKマイルは5人気で0.1差5着。ディープ産駒で速い脚もあり好走しそうなイメージ。
◆フロンテアクイーン(6歳:メイショウサムソン産駒)・・・25戦3勝2着9回3着3回。1600~1800mを中心に勝ちきれないものの掲示板をほとんど外さない堅実な走り。一線級が集まるG1戦では格下ですがファインプレー込みで3着なら。
◇ミエノサクシード(6歳:ステイゴールド産駒)・・・26戦6勝2着3回3着4回。東京は1800mながら4着・3着・2着が各1回とまずまず。後方からの競馬が多く展開的に勝ちきれないものの、直線長い東京コースは合いそうで、切れる脚もあり3着なら。
◇ミッキーチャーム(4歳:ディープインパクト産駒)・・・9戦4勝2着2回3着1回。東京初、左回りは中京で経験し2着。ディープ産駒ながら速い脚は無い逃げ脚質で東京1600mは合わない感じ。ただ、前走は阪神外回りを先行して速い脚で抜け出す競馬で新味を見せており見直したい一頭。
◇メイショウオワラ(5歳:ディープブリランテ)・・・17戦5勝。東京は2戦共に二桁着順。実績的にも格下で要りません。
◇ラッキーライラック(4歳:オルフェーヴル産駒)・・・9戦4勝2着2回3着1回。東京は1600mで勝利と2400mで3着。アーモンドアイと同世代で勝ち星からは遠ざかっていますが実績上位。33秒台の脚が使え、前々でレースが出来る自在性は魅力。1人気でしょうか、好走しそうなイメージはありますが東京1600mがベストコースとは言いづらく、前に行って目標とされる分を割り引くと絶対的な存在では無いと思います。
◇レッツゴードンキ(7歳:キングカメハメハ産駒)・・・32戦3勝2着8回3着5回。クラシック路線でも、その後のスプリント界でも一線級の活躍があり、実績上位ですが東京1600mは距離・脚質的に厳しいですね。2016年から3回挑戦して10着、11着、6着と今ひとつ。ただ、全馬に言える事ですが昨年の上位5頭の内4頭が不出走(アエロリットのみ)の今回、人気薄なら狙ってみたい馬ですね。
◇レッドオルガ(5歳:ディープンパクト産駒)・・・13戦5勝2着1回3着3回。東京は5戦2勝2着1回3着2回と複勝率100%。実績的には足りませんが1600mを中心に使われており左回りが合ってる感じで、速い脚も使え東京1600mはベストコースと思います。軸馬候補。
◇ワントゥワン(6歳:ディープインパクト産駒)・・・28戦5勝2着8回3着2回。相手なりに走るタイプで大きく負けていないのは魅力ですが一線級とは格差ありそう。追込み脚質でほぼ最後方からの競馬だけにSペースでは届かず、Mペース以上で展開嵌れば・・・。外国人騎手から若手騎手への乗り替わりは大きく割引。