今週は天皇賞春、王道のレースですが今年のメンバーは・・・ まずは各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬)
◆アルバート(7歳牡馬:アドマイヤドン産駒)・・・28戦9勝2着2回3着2回。京都は3戦1勝。昨年の天皇賞では5着と健闘。1着・3着・4着の出走は無く、このメンバーでルメール鞍上なら一発期待。
◇カレンミロティック(10歳せん馬:ハーツクライ産駒)・・・42戦6勝2着6回3着6回。無事是名馬の域となった10歳馬。せん馬だけに走り続けて稼ぐしか無く、頑張って欲しいと思います。先行して粘り込むタイプで同型馬次第ですがマイペースなら結構渋とく、3年前の7歳で挑戦した天皇賞は勝ち馬ゴールドシップから0.1差の3着。2年前の8歳で挑戦した天皇賞は勝ち馬キタサンブラックとハナ差2着。昨年は出走出来ず。今年緒戦の阪神大賞典(3000m)では0.8差の5着。うまく嵌まって3着という感じでしょうか。
◇ガンコ(4歳牡馬ナカヤマフェスタ産駒)・・・28戦6勝2着5回3着3回。ダート中心に使われ今ひとつでしたが、芝にシフトしてからは4戦3勝3着1回と才能開花!?。前に付けて粘り込むタイプで2500mまでしか経験が無く、産駒的に長距離が良い訳では無いので割引ですが伸びしろとしては一番。
◇クリンチャー(4歳牡馬:ディープスカイ産駒)・・・9戦3勝2着1回3着1回。菊花賞2着もあり、長距離適性○。前に付けて粘り込むタイプでアルアインを破った京都記念は見事な勝ちっぷりで、前走も1人気を背負ってマークされながらまずまずの内容。気軽に乗れる今回は好走必至の印象ですが主戦の武豊が騎乗出来ないのは大きく割引。
◇サトノクロニクル(4歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・11戦3勝2着4回3着1回。京都は中距離ながら4戦2勝2着1回と相性○。前走3000mで距離融通は証明済み。G1となると格下の印象ですが、このメンバーなら2~3着も・・・。
◇シホウ(7歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・28戦5勝2着4回3着3回。中~長距離を使われいま1つ。G1レベルではありませんし、血統的にはプラスには働きませんね。消し。
◇シュヴァルグラン(6歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・24戦7勝2着5回3着6回。善戦マンの印象だった馬が昨年のJCでボウマンが乗って別馬となった様に走りました。有馬記念でも0.2差の3着と相性◎。大阪杯は距離が合わない上に日本人騎手。ボウマンで長距離となればかなりの信頼度と思います。
◇スマートレイアー(8歳牝馬:ディープインパクト産駒)・・・30戦9勝2着5回3着2回。マイル~中距離に使われ幅広く活躍。血統的に長距離は微妙、実績も無く4~6歳ならともかく8歳牝馬となると要りません。
◇ソールインパクト(6歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・35戦4勝2着5回3着12回。中距離中心で使われ今ひとつ。初めてのG1挑戦となりますので格下。3着が12回もあるように相手なりに走る感じでしょうか。人気薄でしょうから鞍上に期待して3着でしょうか。
◇チェスナットコール(4歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・15戦4勝2着5回3着1回。1600万クラスをようやく勝ち上がり、重賞挑戦で2着と健闘。2500mまでしか経験が無く、58kgも初。母父クロフネとハーツクライ産駒ではありますが3200mまでの距離融通無さそうな馬体。厳しい感じです。
◇トウシンモンステラ(8歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・37戦5勝2着2回3着。中~長距離に使われ戦績は今ひとつ。血統的な後押しも無く8歳馬。要りません。
◆トミケンスラーヴァ(8歳牡馬:タイキシャトル産駒)・・・38戦5勝2着2回3着2回。万葉S(京都3000m)で勝利がありますが完全に格下。このメンバーで定量戦となると要りません。
◇トーセンバジル(6歳牡馬:ハービンジャー産駒)・・・19戦5勝2着3回3着3回。中距離中心に使われまぁまぁの戦績。左回りに良績。決して長距離は得意では無いでしょうが鞍上は魅力。人気するなら微妙ですが、人気無いならヒモで一考です
◆ピンポン(8歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・50戦5勝2着4回3着3回。タフな競馬に強そうな血統ではありますが完全に格下、要りません。
◇ミッキーロケット(5歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・20戦4勝2着6回。中距離中心に使われまずまずの戦績。G1だと足りないイメージですし、距離も3200は長い印象。内々でうまく回ってこれれば3着なら。
◇ヤマカツライデン(6歳牡馬:シンボリクリスエス産駒)・・・34戦5勝2着6回3着3回。中距離中心に使われまぁまぁの戦績。G1だと全く足りていません。母父ダンスインザダークですが期待薄ですね...。
◇レインボーライン(5歳牡馬:ステイゴールド産駒)・・・21戦4勝2着3回3着4回。長距離に強い産駒で菊花賞2着もあって距離は問題無し。実績的には物足りませんが、このメンバーなら実力上位。
天皇賞(春) ①
2018年04月26日 13:05