今週は天皇賞秋、少頭数となりそうですが良いメンバーが揃いました。
まずは各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬)
◆アーモンドアイ(5歳牝馬:ロードカナロア産駒)・・・13戦9勝2着2回3着1回。着外は距離・コース適性が合わなかった有馬記念のみ。差し脚が生かせる広いコース向きで東京は7戦5勝2着1回3着1回と複勝圏100%で昨年のこのレースで勝利しており安田記念(2着)からのぶっつけは昨年(安田記念3着→天皇賞1着)同様。今年も馬券の中心となりそう。メンバー的に頭固定とも行かなそうでマルチ軸候補。
◆ウインブライト(6歳牡馬:ステイゴールド産駒)・・・22戦9勝2着2回。東京は6戦1勝着外5回で昨年は8着。コーナーリング特性が良く、前に付けて粘り込む脚質は東京には向きませんね。軽視。
◇カデナ(6歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・26戦4勝2着3回3着3回。東京は6戦2着1回着外5回と今一つ。追込脚質だけに展開が向けば。
◇キセキ(6歳牡馬:ルーナーシップ産駒)・・・24戦4勝2着6回3着5回。東京は4戦2着1回3着2回で着外は昨年のこのレースで0.8差6着。マイペース逃げのイメージですが、ここ2戦は追込脚質で連続2着で今回も後ろから追い込む戦法でしょうね。東京コースに相性良いので展開が嵌れば2~3着。
◇クロノジェネシス(4歳牝馬:バゴ産駒)・・・9戦6勝2着2回3着2回。東京は3戦2勝3着1回と相性〇。着外は古馬に初挑戦したエリザベス女王杯の0.3差5着。その後は牡馬混合で1着(GⅡ)→2着(GⅠ)→1着(GⅠ)と完全に本格化。出脚が良く好位をスッと取れ折り合いに難が無く終いの脚も鋭く極端な外枠で無ければ好走必至のイメージ。
◆ジナンボー(5歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・12戦4勝2着2回3着1回。東京は1800~2000mで3勝、重賞クラスでは好走がありますがGⅠとなると今一つ。ディープ×アパパネと良血ですがこの掛け合わせは全てイマイチ・・・。逃げ・先行でしょうけど先行馬多数で厳しそう。
◇スカーレットカラー(5歳牝馬:ヴィクトワールピサ産駒)・・・20戦3勝2着5回3着2回。1800m前後を使われまずまず。重賞クラスでは好走しますがGⅠでは大敗続きで要りません。
◆ダイワキャグニー(6歳せん馬:キングカメハメハ産駒)・・・25戦8勝2着1回3着1回。勝利は全て東京という東京巧者。逃げ・先行して粘り込む脚質で馬場が渋るならプラス。
◆ダノンキングリー(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・10戦5勝2着1回3着2回。東京は5戦3勝3着1回と相性〇。切れ味鋭い差し脚がストロングポイントですが古馬となり57kg以上を背負ってからは今一つで450kg台の馬体だけに58kgの今回は微妙な気がします。
◇ダノンプレミアム(5歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・12戦6勝2着2回3着1回。東京は5戦1勝2着1回で昨年のこのレースでアーモンドアイから0.5差2着。重馬場だとかなり割引ですが良馬場なら見直したい一頭。
◆フィエールマン(5歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・10戦5勝2着2回3着1回。東京はデビュー戦の1800mで勝利。使うとガタっと来てしまうので間隔を空けて使うしかなく、今回も天皇賞春以来の6ケ月ぶり。2000mだとキレ味勝負となってしまい速い脚が無い分厳しそうですね、前に行けもしないので中段辺りからだとキレ負けしてファインプレー込みで3着まででしょうね。
◆ブラストワンピース(5歳牡馬:ハービンジャー産駒)・・・14戦7勝。勝つか惨敗のハッキリしたレースばかり。近走主戦騎手の川田から強かった頃の主戦騎手(池添)へスイッチされ輝きを取り戻せるか。ただ東京2000mだとキレ負けしてしまい厳しいでしょうね。