復活!! 目指せ100万円

天皇賞 火曜日

2015年10月27日 08:48

今週より東京でのG1戦線が始まります。長い直線の攻防は見ものですね。勝率・複勝率共にディープインパクト産駒が得意としているコース・距離。勝率ではマンハッタンカフェ産駒、複勝率ではキングカメハメハ産駒もディープ産駒と遜色無い戦績です。まずは各馬の印象から(◇関西馬◆関東馬★海外馬)

◇アドマイヤデウス(4歳牡馬:アドマイヤドン産駒)・・・11戦5勝2着1回3着2回。中~長距離を中心に使われGⅡまでは好走ながらG1となると1枚も2枚も足らないレースが続きます。メンバーが揃った今回は期待薄。

◇アンビシャス(3歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・7戦4勝3着2回。1600~2000mで4勝。東京では2000mで勝ちがあり、あとは古馬との力関係。前走休み明けながら最低体重だっただけに上積みは厳しい感じ。

◆イスラボニータ(4歳牡馬:フジキセキ産駒)・・・12戦6勝2着2回3着2回。1600m~2400mで使われ好績。東京は1600mで1勝、1800mで3勝、ダービー2着と東京コース◎。体調面だけがポイントですが好走必至なイメージ。

◇ヴァンセンヌ(6歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・13戦5勝2着3回。1600m~1800mで好績。2200mで惨敗しているように距離適正は微妙。

◇エイシンヒカリ(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・9戦8勝。一線級との対決では無くG1挑戦は初。逃げてこの戦績は非常に優秀。今回完全に他馬のマークを受けてのG1でかなりハードルが上がります。鞍上は武豊。伝説の逃げ馬サイレンススズカを思い出しますね・・・。6連勝に挑んだ秋の天皇賞、武豊に導かれて軽快に飛ばし、向こう正面で脚色衰えること無く後続を20馬身程離しました。どこまで引き離すんだろう凄い馬と思った矢先、失速し、競走馬にとっては致命的な重度の骨折、予後不良となりました。機会があれば1997年宝塚記念、1998年の天皇賞・秋ご覧ください。

◇カレンミロティック(7歳せん馬:ハーツクライ産駒)・・・31戦5勝2着5回3着6回。東京コース初。時計の掛かる坂のあるコースを前々で粘り込んで好績を残しており東京は向きません。年齢も厳しくなってきて軽視。

◇クラレント(5歳牡馬:ダンスインザダーク産駒)・・・29戦7勝2着1回3着5回。マイル以下での好績が目立ち、2000mの東京では厳しいですね。

◆サトノクラウン(3歳牡馬:マルシジュ産駒)・・・5戦3勝3着1回。皐月賞6着、ダービー3着とクラシック戦線で上位争いをしていた馬。菊花賞には目もくれず天皇賞に矛先を向けてきました、東京では3戦2勝3着1回と相性良くあとは古馬との力関係のみ。頭は無さそうですが斤量差活かして更に鞍上のファインプレー込みで3着がやっとな印象。

◇ショウナンパンドラ(4歳牝馬:ディープインパクト産駒)・・・14戦4勝2着4回3着1回。宝塚記念で3着に入り、前走オールカマーでは2着と安定した走りが出来る様になりました。東京コースでは3戦して3着1回といまひとつ。長距離輸送もありますし、牡馬・古馬が集結するG1ですので、これまでとはハードル高くなります。体調面・当日の気配に注目です。

◇ステファノス(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・13戦4勝2着2回3着2回。斤量に対して弱いのか58kgでの好績が無く、格下ですし厳しい感じがします。

◆スピルバーグ(6歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・15戦6勝2着1回3着4回。昨年の覇者。その後にJC3着と充実期に入りましたが今年に入って国内・海外共に結果が出ておらずどこまで昨年の時期に戻せるかがポイント。東京コース6勝と相性は良いので体調面のみ。

◇ダコール(7歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・38戦7勝2着10回3着8回。格下の印象で東京コースというか左回りも戦績は今ひとつで厳しい感じ。

◆ダービーフィズ(5歳牡馬:ジャングルポケット産駒)・・・26戦5勝2着4回3着3回。格下の印象で58kgでの好績も無く厳しい感じ。

◆デサイファ(6歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・30戦8勝2着8回3着4回。東京コース4勝で左回り◎。人気無さそうですが鞍上のファインプレー込みで3着なら。

◆ペルーサ(8歳牡馬:ゼンノロブロイ産駒)・・・25戦5勝2着3回3着1回。3歳時はかなり期待されていましたが低迷し、逃げるようになってから戦績が安定。スローですげる形ばかりなのでエイシンヒカリが居る今回はどう乗るか。8歳ですし、このメンバーで上位争い出来るとは思えません。

◇ラストインパクト(5歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・22戦7勝2着2回3着4回。GⅡレベルだと好績がありますが、G1レベルだと今ひとつ足りない印象。速い脚は無く長距離中心に使われていますのでスピード決着となりそうな今回は出番無しな感じです。

◇ラブリーデイ(5歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・24戦8勝2着3回3着1回。今年は宝塚記念を制し、前走58kg背負って完全に他馬をねじ伏せた感じで充実期に入った印象。好位からエイシンヒカリをマークしながらでしょうね。ただ、差し馬はラブリーデイをマークしながら仕掛けてくるでしょうから、この馬もマークされる事で割引が必要かもしれません。

◇ワンアンドオンリー(4歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・16戦4勝2着3回3着1回。ダービーを勝って一躍スターホースの仲間入りしましたが、その後は低迷。海外遠征でも結果が出ず、一変となると・・・東京巧者のハーツクライ産駒ですので鞍上のファインプレー込みで3着なら。