今週は天皇賞秋、早速各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬)
◆アクションスター(8歳牡馬:アグネスタキオン産駒)・・・45戦3勝2着3回3着1回。実績も全く、参加賞です。要りません。
◇アルアイン(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・12戦4勝2着3回3着1回。東京はダービーの0.3差の5着のみ。急坂のある阪神・中山で好績で平坦な東京・京都でそこそこだけに割引。
◇ヴィブロス(5歳牝馬:ディープインパクト産駒)・・・14戦4勝2着4回。逃げて実績のあった2~3歳時から古馬となって差しにチェンジ。凡走は無いものの強さも今ひとつ。東京2000mで差す競馬なら要りませんね。思い切って前に行くならもしや。
◇キセキ(4歳牡馬:ルーラーシップ産駒)・・・12戦4勝2着1回3着3回。菊花賞を制してからはパッとしませんでしたが前走東京1800mの毎日王冠で0.2差の2着に復活劇。ただ相手関係は今回より格下感一杯でここでは厳しいでしょうね。
◆サクラアンプルール(7歳:キングカメハメハ産駒)・・・24戦4勝2着4回3着2回。中山巧者で左回りの東京では今ひとつ。差し馬タイプですが速い脚は無く要りません。
◇サングレーザー(4歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・15戦7勝2着1回3着4回。マイル中心に好績。前走の札幌記念(2000m)ではHペースの中、中段から差し切って勝利で距離融通のあるところを見せましたが、メンバーが揃った東京で33秒台の切れる脚が最後まで使えるかがポイント。鞍上はモレイラで人気しそうです。
◇ステファノス(7歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・29戦4勝2着6回3着4回。中段~後方より差し・追込みタイプで速い脚もありますが展開次第のところもあって上位までは難しい感じ。7歳となりガラっと一変までは厳しいでしょうか。
◇スワーヴリチャード(4歳牡馬:ハーツクライ産駒)・・・11戦5勝2着3回3着1回。東京は1600m~2400mを5戦2勝2着2回3着1回と相性○。サウスポーで左回りは得意。距離融通もあり速い脚もあって軸馬候補。ただ、33秒台後半の脚しかなく、33秒台前半を出せる馬との位置取りも重要となりそう。
◇ダンビュライト(4歳牡馬:ルーラーシップ産駒)・・・15戦3勝2着1回3着4回。東京は1600mで2着、2400mで6着。脚質的に前に付けて粘りこむタイプだけにスローの瞬発力勝負では分が悪く、といっても自ら逃げるタイプでもない為、直線の長いコースは不向き。そこそこ人気するなら要りません。
◇ブラックムーン(6歳牡馬:ブラックタイド産駒)・・・27戦8勝2着3回3着4回。東京は5戦1勝。京都・阪神の関西圏での良績が目立ち追込み脚質だけに展開次第のところもあって戦績は今ひとつ、2000mも適距離でも無く要りません。
◇マカヒキ(5歳牡馬:ディープインパクト産駒)・・・東京は4戦してダービーの1勝のみ。メンバーの中で33秒台前半の脚を使える馬ですが長く良い脚というより良い脚が使える距離が限られている感じ。長い直線の東京で今ひとつなのも納得。若駒同士のダービーとは違って古馬同士での東京2000mで末脚比べとなると突き抜けるイメージはありません。
◇ミッキーロケット(5歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・22戦5勝2着6回。東京は去年の天皇賞で12着と惨敗。前目で粘りこむ脚質で東京コースは合わないと思います。宝塚からの間隔も短く期待薄。善戦はするでしょうが今回は無し、有馬で期待。
◇レイデオロ(4歳牡馬:キングカメハメハ産駒)・・・10戦6勝2着1回3着1回。東京は2000m~2400mで3戦2勝2着1回。着外は海外競馬の4着と最後方からの皐月賞。勝負根性に長けていて瞬発力勝負はもってこい。実績・実力共に最上位で軸馬候補。