復活!! 目指せ100万円

安田記念 火曜

2014年06月04日 10:45

中距離路線はサンデー系の台頭で充実したメンバーが揃い、スプリント路線は海外血統やサクラバクシンオー等による強者揃い。それに対してマイル路線は低調な時代が続きました。それはサンデー系がスプリンター~マイルの成績がいまひとつだった事が影響していたと思います。大荒れだったり、古豪が復活したりと毎回勝者が代わり、確固たる馬が不在でした。そこで、昨年はスプリント路線から絶対的王者ロードカナロアが、中距離路線からはショウナンマイティが参戦し、ワン・ツーを決めてしまいました。秋のマイルCSでは中~長距離路線で活躍していたトーセンラーが周囲の不安を一掃し、勝者となりました。そういった背景から各陣営がマイル路線に変更・拡張?し、かなり重厚なメンバー構成となりました。古豪グランプリボス・サダムパテックが上位人気となる事はあり得ない感じ、どちらかと言えば低人気になりそうな・・・。スローの瞬発力勝負に長けていたサンデーサイレンスの血をバランス良く受け継いでいると思われるディープインパクト産駒は距離融通があり、さすがにスプリントはあまり見かけませんがマイルから長距離まで幅広い活躍が見られます。特に東京や京都と言った広いコースで自慢の差し脚を繰り出すには東京1600mは絶好のコースと言えます。春のG1で東京1600mを振り返るとNHKマイルのミッキーアイル、ヴィクトリアマイルのヴィルシーナは共にディープインパクト産駒です。2着~3着をみてもサンデー系と非サンデー系では現代のスピード競馬には対応出来ない事がわかります。今回参戦するディープインパクト産駒は何と7頭(エキストラエンド、ダノンシャーク、トーセンラー、フィエロ、ミッキーアイル、リアルインパクト、ワールドエース)。非サンデーはグランプリボス(サクラバクシンオー)、レッドスパーダ(タイキシャトル)と海外から参戦のグロリアスデイズ3頭のみ。1人気となりそうな世界ランキング1位のジャスタウェイもサンデー系。しかもオークス・ダービーと連勝しているハーツクライ産駒です。もちろん東京巧者トニービンの血が流れています。凱旋門賞に登録したハープスター、レッドリヴェールが負けているのは流れが悪いですが、ミッキーアイルやカレンブラックヒルの強力逃げ馬が揃った今回、ある程度流れそうで、慣れない1600mでも東京なら問題無い感じがします。ただ乗り慣れた福永が斜行で騎乗停止(>_<)。だれが乗るのか?乗り難しい馬というのは聞きますが過去乗った騎手は既に他馬に決まっており、東京に乗り慣れた鞍上になると良いですが・・・