復活!! 目指せ100万円

有馬記念 土曜日

2015年12月26日 10:47

水曜追い、木曜追いの調教が終わり各馬が準備万端といったところ。秋4戦目となるショウナンパンドラは疲れが出て回避。G1を牝馬で連戦した事やJCの激走から来たものでしょう。まぁ出ても好走は厳しかったと思うので陣営のナイス判断だと思います。代わってダービーフィズがエントリー。追い込み脚質で終いに賭ける競馬になりそうですが、格下ですし要りません。さて、調教はゴ-ルドシップがやる気を出したような好調教。リアファル、ルージュバックが特に良く、サウンズオブアース、ラブリーデイ、ラストインパクト、ゴールドアクターあたりも及第点。調教後の馬体重で気になった馬は前走から▲2kg、馬体はボリューム十分で仕上がっていて目一に仕上げた感じ。ここから輸送で大きく減るようなら割引ですが、490~500kgで出てくるようならかなり良い状態と思います。秋4走目のラブリーデイは+12kgと好調教をしての+12なら体調は良い意味で平行線でしょうね。他馬は問題無し。そして枠順も決まりました。昨年は投票順に好きな馬番を選べるシステムで陣営の作戦がわかりやすく、展開も読みやすかったのですが、今年は抽選順に好きなボールを選べ、その中に入った馬番となるもの。結局は好きなところに入れるものでは無く、予想側にしては面白くないシステムとなりました。その枠順を見つつ中間のまとめ。絶対逃げたい馬は居らず、12番リアファルがスローで逃げる感じ、11番キタサンブラック、7番ゴールドアクターが2~3番手追走し、4番ラブリーデイ・5番アドマイヤデウス・9番サウンズオブアースが先行、1番オーシャンブルー、2番ヒットザターゲットは一旦下げて後方から。3番ラストインパクト・6番アルバート・7番ワンアンドオンリーが中段で続き、10番トーセンレーヴ・14番ダービーフィズ・16番マリアライトが中段後ろ、13番ルージュバックは前走が出遅れて後方からだっただけに好発決めて中段辺りに付けたいところ。15番ゴールドシップは昨年、一昨年が14番、勝った3年前が13番といづれも外に入り後方から追走、3角あたりからまくり上げ、4角で4~5番手に付ける形。それで1着→3着→3着と好績を残してきていますので今年も上位争いは必至な印象。昨年の枠順選択では内目の偶数枠から埋まっていき、1番くじを引いたジェンティルドンナは迷わず4番、2番くじは2番、3番くじは6番と内目の枠が有利である事を改めて認識しました。結果、4番ジェンティルドンナが勝ち、6番トゥザワールドが2着、1人気馬ゴールドシップが3着、2人気エピファネイアは13番枠で5着、3人気ジャスタウェイは15番枠で4着と外に入った差し馬が結果を出せないレースとなりました。ゴールドシップは経験済みだけに置いといて、好走しそうなのは内に入った先行馬ですね、4番ラブリーデイはかなり良い枠に入りました。内でじっとして距離ロス無く回って来れるのも良いです。ここ3戦外枠で実力が発揮出来なかったアドマイヤデウスが5番に入り、内を捌くのが上手い岩田が鞍上で好走条件揃った印象。一方、牝馬で距離不安のあるマリアライト・ルージュバックは外枠に入り、終始外を回らされる事となりそう。揉まれないのは良いですが、いつも程の伸び脚は出ないと思います。3歳牡馬リアファル・キタサンブラックの収拾がポイントですね。世代最上位はドゥラメンテな訳でドゥラメンテに子供扱いされたリアルスティールと同等程度の2頭。一線級とは力差があるように思えます。どちらが上かと言えば100点の騎乗だったキタサンブラックよりは乱ペースの中でマークされつつも粘ったリアファルの方が伸びしろが大きいと思います。ラストインパクトはムーアの騎乗停止で軽視気味ですが、昨年菱田騎手(7番枠)で勝ち馬とは0.2差の7着、3着ゴールドシップとは0.1差で大きく負けていません。今年更に内の3番枠に入り、JCの時の様に内でうまく脚を溜められるなら上位争いも可能となりそうです。