復活!! 目指せ100万円

有馬記念火曜日

2016年12月19日 17:23

2016年のG1もラスト、有馬記念のみとなりました。

チャンスのある馬は絞られる感じですが、この時期に絶好調という馬はなかなかおらず、各馬の余力を計算しながら予想しないといけませんね、『終わりよければ全てよし』という言葉があるように、最後キッチリ決めて終わりたいところです。

まずは各馬の印象から(◇関西馬、◆関東馬)

◇アドマイヤデウス(5歳牡馬アドマイヤドン産駒)・・・19戦5勝2着2回3着4回。秋3走目。関西圏で好績があり、関東圏では7戦1勝であとは全て着外。輸送に弱いというよりも外枠が苦手で、内枠を引ければ鞍上のファインプレー込みで3着なら。

◆アルバート(5歳牡馬アドマイヤドン産駒)・・・21戦7勝2着2回3着2回。秋3走目。母父ダンスインザダークで中山3600mを連覇する等長距離適性に長けていますが2500mで一線級相手では完全に格下ですね、軽視です。

◇キタサンブラック(4歳牡馬ブラックタイド産駒)・・・13戦8勝2着1回3着3回。秋3走目。完全に本格化した印象で今年はG1で2勝3着1回(クビ差)と実績上位。長距離適性に問題無く、中山は4戦2勝3着2回と相性◎、同型馬次第ですが、逃げたい馬は3連勝中のマルターズアポジー、今まで一度もハナを譲った事が無い馬、激しいハナ争いとなって前半に消耗するようなら最後止まってしまうかもしれません。キタサンブラックが内枠を引いて先手を取れればコーナー6回の中山2500mだけに確勝かもしれません。

◆ゴールドアクター(5歳牡馬スクリーンヒーロー産駒)・・・17戦9勝2着2回3着1回。秋3走目。昨年の勝ち馬で中山は6戦4勝2着1回と抜群の戦績。得意コースでならキタサンブラックにプレッシャー掛ける走りが出来るでしょうか!?他馬とは実績上位で順調なら好走必至と思います。鞍上の吉田は先週落馬負傷、外国人騎手や柴田善等ベテランに乗り変わる様ならチャンス拡大と思います。

◇サウンズオブアース(5歳牡馬ネオユニヴァース産駒)・・・19戦2勝2着8回3着1回。秋3走目。中山は3戦して2着2回と好相性。昨年秋と同じローテーション(京都大章典→JC→有馬)で昨年2着→5着→2着。今年は4着→2着と変わらず善戦。頭は無いでしょうが、引き続き好走必至な感じです。

◇サトノダイヤモンド(3歳牡馬ディープインパクト産駒)・・・7戦5勝2着1回3着1回。皐月賞は不利を受けて3着、ダービーは落鉄で2着、菊花賞を勝ってG1馬の仲間入りし、古馬と初対決。エンジンのかかりが遅い馬で皐月賞は不利の後、立て直せず3着。実力的に古馬に通用すると思いますが不利や包まれて出れないと厳しいですね。逆にうまく立ち回れれば頭まである馬。鞍上のファインプレーが必要ですね。

◇サトノノブレス(6歳牡馬ディープインパクト産駒)・・・29戦6勝2着5回3着5回。秋4走目。母父トニービンと懐かしいBMSです・・・。GⅡレベルでは善戦してますが中山での好績も少なくG1では敷居が高い感じ。軽視です。

◆サムソンズプライド(6歳牡馬メイショウサムソン産駒)・・・39戦5勝2着4回3着7回。秋2走目。中距離中心に使われてイマイチでしたが、5歳から長距離にシフトされてから成績が安定。ただ、重賞レベルでの安定でG1となるといかにも足りない印象。要りません。

◇シュヴァルグラン(4歳牡馬ハーツクライ産駒)・・・16戦6勝2着3回3着4回。長距離で適正が際立つハーツクライ産駒。秋3走目で中山初。良い脚を長く使うので京都や東京・阪神外回りに合うイメージ。中山2500mは合わないですね。それでも距離適正はありますので乗り方次第で掲示板くらいはあるかもしれませんが、上位馬を追い詰めるまでは・・・。

◇デニムアンドルビー(6歳牝馬ディープインパクト産駒)・・・19戦3勝2着5回3着1回。秋2走目。中山は一昨年の有馬記念で0.4差の9着。キレ味鋭い脚で必ず追い込んでくる馬で宝塚・JCの大舞台で2着があるように軽視出来ない存在ではありますが、緩い流れになりそうな今回は厳しいですね。

◇ヒットザターゲット(8歳牡馬キングカメハメハ産駒)・・・49戦9勝2着3回3着3回。8歳で49戦と『無事これ名馬』という感じですね、中山実績も無く、近走は好走も無く要りません。

◆マリアライト(5歳牝馬ディープインパクト産駒)・・・19戦6勝2着2回3着5回。昨年4着で中山2500mは1着・3着・4着と好相性。瞬発力が無いので中山コースは合いますし、今のタフな馬場も向くと思います。4角先頭くらいの積極的な競馬が出来るなら!!と思いますが、せいぜい好位追走でしょうし、掲示板あたりでしょうね。

◆マルターズアポジー(4歳牡馬ゴスホークケン産駒)・・・17戦6勝2着1回3着3回。秋3走目で2000mまでしか経験が無く、もちろん勝利も2000mまで。馬自体は全く要りません。ただ、全てのレースで一度もハナを譲った事が無く、キタサンブラックとのハナ争いが見物です。血統的に距離適正は無さそうですし玉砕覚悟でハナを譲らないなら面白い存在になりそう。

◇ミッキークイーン(4歳牝馬ディープインパクト産駒)・・・11戦4勝2着5回3着1回。秋2走目で中山初。牝馬戦の1600m~2400mを使われ好績、牡馬混合は3歳時に挑戦したJCで8着。小柄な牝馬ですし、一線級の牡馬混合レースでは足りませんし、更に中山2500mとなると距離も長く、展開も合わずで要りません。

◇ムスカテール(8歳牡馬マヤノトップガン産駒)・・・25戦7勝2着3回3着2回。夏場も使い秋3走目、8歳で近走の好績も無く、血統的な後押しも無し。全く要りません。

◇ヤマカツエース(4歳牡馬キングカメハメハ産駒)・・・29戦6勝2着1回3着2回。夏場も使われ秋3走目。中山は2戦2勝ですがいづれも2000m以下。前に付けて粘り込む脚質は中山向きですが一線級相手に2500mとなると出番無しでしょうか。