良馬場で行われそうな今年の秋華賞。桜花賞馬ジュエラーの惨敗、オークス馬シンハライトの回避で混戦模様となりました。秋華賞は京都内回り2000m、内・前が有利なコース、あとは3~4角と4角の坂をうまくこなせるか機動力・操作性が問われるコース。飛ばして逃げる馬もおらず展開はスロー~ミドルで流れるでしょう。決め手の無い馬は4角手前から長い脚を使い、決め手ある馬はうまく4角をまわして直線勝負。直線は300mしかなくG1レースが行われる競馬場(コース)で一番短いレースで、うまく捌けないと脚を余してしまいます。桜花賞馬ジュエラーはそこそこの調教、前走が馬場渋化での敗因なら巻き返しがあって当然です。ただ内に入りましたので脚質的に一旦下げて中段~中段後ろで追走。4角回って外に出すか、内を付くか。デムーロだけにうまく捌いてくると思いますが軸としては不安です。押し出された形の1人気はビッシュ、420kg程しかない小柄な馬で春先は能力だけで走っていた感じ。ひと夏越して身が入りレースぶり・馬体共に安定しました。初の長距離遠征でどれだけ減らすかがポイントですが真ん中の10番枠に入り揉まれずに追走出来、ディープらしい決め手のある馬で好走必至と思います。軸で考えます。ただ相手探しとなると・・・、3パールコード、4パーシーズベスト、5レッドアヴァンセ、7ヴィブロス、8デンコウアンジュ、9クロコスミア、11フロンティアクイーン、15カイザーバル、16ダイワドレッサーと各馬にチャンスがありそうな混戦メンバー。この中から8デンコウアンジュをピックアップ、長く良い脚が使え合うと思います。機動力は今一つなので鞍上のファインプレーに期待します。あと期待しているのは2ジュエラー、4パーシーズベスト、5レッドアヴァンセ、これらに厚く、その他の馬に薄く流します。