イベリス、クリノガウディ、プールヴィルがハナ争いし、ミドルペースで一貫した流れとなり、前に行った馬には厳しい展開となりました。
前日の荒天で渋った馬場は稍重スタート、昼過ぎには良馬場となり、9Rでは33秒台の脚が使える馬場となっており、NHKマイルC発送時点では良いコンデションだったと思います。
差し馬に向く展開で、馬場は中央から外目が伸びており、真ん中外目を通したアドマイヤマーズ、ケイデンスコールが1,2着。真ん中を通したカデドラルは惜しい3着。圧倒的な1人気だったグラナレグリアはスタートの出が悪く、それで行き脚付けると掛かり気味に口を割って走っていました。それでも馬群の後ろで落ち着いて途中よりスムーズに回って4角を向けました。真ん中やや内目を通ったダノンアレグリア、前が窮屈な感じで早めに先頭には立てず。内が空きましたが、伸びない内へは通さず、真ん中・外目が空くタイミングを見計っていましたが、苦しくなったのか馬が寄れてしまいました。これでダノンチェイサーやアドマイヤマーズが不利を受けました。グラナレグリアはまだ幼く、成長途上なだけに牡馬混合G1となると我慢とか勝負根性とか足りませんでしたね。不利覚悟で外をスムーズに回らせる方が良い結果が出たかもしれません。ただ1.5倍のダントツ1人気でその乗り方は難しく、自分を含め1.5倍に押し上げたファンの見る目が無かったという事ですね・・・。
勝ったアドマイヤマーズは展開も嵌りましたし、ようやくM.デムーロが思い切りの良い騎乗でした。これで流れが変わるかもしれません。ケイデンスコール、カデドラル共に厚い印を打っていたので軸馬選択がダメでした。昨年の様に2頭軸3通りであればいけた気がします・・・。反省。
△50,000円 収支計△302,160円