軽視していたキタサンブラックが勝利して全く見当違いの今年のJCでした。
しかし、雨がぱらついたとはいえ、過去10年で2番目に遅い勝ち時計。
1人気の逃げ馬を易々と逃がし、4角回ってもさほどプレッシャーを掛けられない各馬・ジョッキーは情けないレースでした。
特に先行して、キタサンブラックに鈴を付ける役割をしないといけないゴールドアクター鞍上の吉田隼人にはガッカリ。
スタミナに自信があるわけで、3角からまくりにいくとか、4角から先頭に立ってロングスパートするとか、何の作戦も無く、見せ場無く4着に。
まぁ期待のディーマジェスティは後方からのレースとなり、その時点で終了。行かせられない蛯名もどうかと思いますが、菊花賞の見えない疲れが出ていたのか、復帰には時間が掛かりそうな気がします。逆にリアルスティールは勝ちに行く為に前に付ける競馬。ポジション取りはさすがムーアと思わせるところ、ただ、そういう競馬だと2400mは長い感じです。スローで後方からなら別ですが、前に付けるなら2000mまでという感じ。サウンズオブアースはやはり前走でJC仕様にした様なキレを活かす競馬。こちらもデムーロがうまく乗った感じ。やはりここ一番の外国人騎手と日本人騎手とでは雲泥の差ですね・・・。
▲50,000円 555,150円